ウッドエンジェルとは何?どのように使うものですか?
ホウ素と封孔剤パーミエイトを組み合わせた画期的な木材保護システムです!

家の設計図その安全性および優れた防腐・防シロアリ性能で、以前から木材保護薬剤として注目されていたホウ素。しかし水に溶けやすいため、ホウ素処理をした木材を屋外で使うと雨などにさらされホウ素が溶出するので、効果が1年も続かないという欠点がありました。木材保護システム・ウッドエンジェルは、ホウ素を木材に浸透させ、その表面を、無機系封孔剤パーミエイト(HS-820)にUVカット剤などを配合したウッドエンジェルで覆うことで、ホウ素の溶出を防止した最新の木材保護システム。無溶剤なので環境へ負荷を与えることもなく、木材でつくられた家や橋、遊具などに幅広い活用が期待されます。


従来の方法では1年で溶出するホウ素も、ウッドエンジェルなら10年以上とどめておけます。

従来の方法では1年で溶出するホウ素も、ウッドエンジェルなら10年以上とどめておけます。


木材学会でも注目!

これまでの木材保護剤にはなかったウッドエンジェルの防腐・防シロアリ効果が、平成19年8月に木材学会で発表され、大きな注目を集めました。

『パーミエイトによる表面処理用木材防腐・防蟻剤の固定化』
東京農業大学:
  檜垣宮都名誉教授、鈴木利克准教授、工藤寿雄研究員

日本木材学会大会研究発表 要旨


環境や生活に安全な塗材でしょうか?
安全性の高いホウ素と無溶剤・無機系封孔剤パーミエイトが私たちの健康を守ります!

母と子従来の「木材保護塗料」には、毒性が強い化学物質やシンナーなど有機溶剤が使われており、シックハウスや化学物質過敏症の原因にもなってきました。一方ウッドエンジェルに使われているホウ素は、化合物として自然界のあらゆる所に存在し、海水や植物・野菜にも含まれている安全な物質。高い殺菌・防虫効果があり、木材に塗布すれば木を腐らせる腐朽菌やシロアリを寄せ付けません。

またウッドエンジェル自体も無溶剤のため、環境にやさしく、使用できる場所を選びません。だから赤ちゃんが塗装後のウッドデッキをはいはいしても、遊具を触った手をなめても安心です。まさにウッドエンジェルは、家族の健康を守る天使の呼び名にふさわしい塗材です。


お母さんも安心

化学物質については、LD50※が1,500mg/Kg以上で安全といわれております。従来の防腐・防シロアリ塗料にはLD50=400〜700と毒性の強い薬剤が含まれていますが、ホウ素はホウ砂としてLD50=16,400。これは、調味料に含まれている成分と同じくらい安全な値です。

※LD50:Lethal Dose 50% 急性毒性の指標で、動物(ラット)の体重1Kg当たり何mg投与すると、その動物の半数が死亡するかを表す数値



LD50=50mg/Kg以下程度:毒物
LD50=300mg/Kg以下程度:劇物
薬剤
LD50経口ラット(mg/Kg)
農薬
メタミドホス
8
殺虫剤
フェニトロチオン
250
一般の防腐・防シロアリ塗材
アザコナゾール
402
サンプラス
641
シフトリン
500
塩化ベンザルコニウム
445
ウッドエンジェル
ホウ素
16,407※
調味料
L-グルタミン酸ナトリウム
16,600
※ホウ砂としての値

何度も塗るのは面倒で不経済ですが、塗り変えは必要ですか?
1回塗ったら10年以上、効果が持続します!

家の骨組み従来の木材保護塗料は効果を持続させるため、1〜2年ごとの塗り替えが必要でした。その点ウッドエンジェルは、無機系封孔剤がホウ素の入った道管を塞ぎ、屋外であっても10年以上の防腐・防シロアリ効果を維持します。
ウッドエンジェルは皆様の手間を大いに省き、コスト削減に貢献します。


もう手間いらず

ウッドエンジェルを塗布し、屋外で10年間放置するのと同等の耐候操作を実施した後、防腐・防シロアリ性能を試験。木材保護塗料としては日本で初めてこの試験に合格し、10年以上性能が持続することが認められました。


耐候操作
防腐・防シロアリ試験前のホウ素残存量(%)
防腐試験質量減少率(%)
防シロアリ試験質量減少率(%)
合否判定、質量減少3%以下合格
オオウズラタケ
カワラタケ
防腐
防シロアリ
無処理
せず
0
31.4
23.4
27.9
不合格
不合格
ホウ素
せず
100
0.5
-0.8
-
合格
-
10回
0~20
15.5
25.0
21.5
不合格
不合格
ホウ素+ウッドエンジェル 110g/m2
せず
100
0.2
-0.2
-
合格
-
10回
70
0.7
-1.5
2.0
合格
合格
※ホ ウ 素:5%水溶液を110g/m2塗布し乾燥させたもの
ホウ素のみでは不合格!!
試験方法:JIS K1571 表面処理用防腐防蟻試験(ただし、より厳しい注入処理用耐候操作を実施)
研究機関:東京農業大学 森林総合科学科林産化学研究室

無処理木材
ウッドエンジェル
▲防腐試験後の無処理木材はスポンジ状に劣化

▲耐候操作10回と防腐試験を行った「ホウ素+ウッドエンジェル」は全く変化なし

耐候操作結果

ウッドエンジェルで封孔しない場合、1回の耐候操作でほとんどのホウ素が無くなりますが、封孔をした場合には、ホウ素の減少はごく微量であるため、木材保護効果が長く維持されます。









屋外で使ってもひび割れ・変色しないって本当ですか?
無機ポリマーだから耐久性抜群!

ウッドエンジェルが硬化すると無機ポリマーになります。無機ポリマーは、紫外線によって化学結合が切断されてしまう有機ポリマーと異なり、日光によって劣化することはありません。さらに、ウッドエンジェルにはUVカット剤も配合されているため、変色や劣化ともに無縁。いつまでも塗装時の美しさを保ちます。木造構築物を長持ちさせることから、木材の消費の抑制、ひいては森林保護にもつながり、ウッドエンジェルは地球環境の保全にも役立っています。


木の桟橋

木材の屋外暴露6カ月後の変化

無処理の板に比べ、木材保護システム・ウッドエンジェルで処理したものは全く劣化していないことが一目瞭然

無処理
塗膜系不透明
塗膜系民芸調
▲無処理
▲処理/塗膜系不透明
▲処理/塗膜系民芸調
ステイン系民芸調
塗膜系クリアー
ステイン系クリアー
▲処理/ステイン系民芸調
▲処理/塗膜系クリアー
▲処理/ステイン系クリアー

ウッドデッキにも最適

雨や風、日光にさらされるウッドデッキは、維持のため約1年ごとに塗り替えが必要で、手間の面でも経済面でも大きな負担となっていました。しかしウッドエンジェルを塗布した場合、防腐・防シロアリ効果が10年以上保たれる上、変色や劣化の心配もありません。アイアンウッドやWPC(木材・プラスチック複合材)のような高い耐久力を持つ木材でも、変色や劣化は発生しますが、ウッドエンジェルを塗布すれば色つやも長持ちするので、美しいウッドデッキが長期間楽しめます。



色のバリエーションは?また木目の風合いを残せますか?
どんな色でも自由自在!もちろん透明タイプも。

森の中の家ウッドエンジェルは皆さまのご要望に合わせた色調をご提供します。クリアー系は木目を生かせる透明性が特長で、既存の色味を生かすことも可能。着色系は数多くのカラーバリエーションを取りそろえています。塗膜の有無も選べます。「ペンキ」や「ニス」のように表面に塗膜を作る「塗膜系」か、塗膜を作らず塗材を木材にしみ込ませるタイプの「ステイン系」か、用途に合わせてお選びください。

様々なデザインバリエーションが可能ですので、木材のナチュラルな雰囲気を残したい山小屋でも、カラフルに着色したい木造遊具でも何にでもマッチします。


幅広いニーズに対応



 木目を生かしたクリアー系

ステイン系
塗膜系
ステイン系 塗膜系
カラーバリエーションの一例です

スプルース
ビニー
マホガニー
オリーブ
チーク
▲スプルース ▲ビニー ▲マホガニー ▲オリーブ ▲チーク
ワイス
タンネングリーン
バリサンダ
シルバーグレイ
ジェットブラック
▲ワイス ▲タンネングリーン ▲バリサンダ ▲シルバーグレイ ▲ジェットブラック
不燃材を注入した木材にも使用できますか?
もちろんできます!しかも不燃効果を長持ちさせます。

木のブランコ不燃剤を圧入した後の木材をウッドエンジェルで封孔することにより、従来溶出しやすかった不燃材の成分が長く木にとどまるので、効果を長持ちさせます。不燃剤が浮き出てきて木材を汚すこともありません。ウッドエンジェルは、皆さまの大事な家、財産、家族を日々守り続けます。



ウッドエンジェルの施行方法について教えてください。
ウッドエンジェルは、皆さまのニーズに合わせて様々な施工が可能です。塗布は、刷毛、ローラー、スプレーいずれでも可能です。
素地調製
塗布面の状態
処理方法
工  具
新しい木材
塵埃を除去し、平滑化する
サンドペーパー#100以上、ウエス
ヤニの多い木材
ヤニを拭き取る
アルコール、シンナー
塗装品
旧塗膜を除去
ディスクサンダー#80

ウッドエンジェルは、木材の道管へ浸透させることで性能を発揮します。道管内にヤニ、水分等が残っているとウッドエンジェルの浸透が妨げられトラブルの要因となりますので、素地調整を十分に行ってください。また、木材が含水率15%以下に乾燥していることを確認してください。

ステイン系の塗装
工  程
使用グレード
塗布量 g/m2
塗装間隔
1.下塗り
WAプライマー(ホウ砂水)
110
2.中塗り
クリアー
WA-10
110
2時間以降
着色系
WA-30
3.拭き取り
10〜15分後
塗膜系(クリアー)の塗装
工  程
使用グレード
塗布量 g/m2
塗装間隔
1.下塗り
WAプライマー(ホウ砂水)
110
2.ペーパー掛け
サンドペーパー#100以上
2時間以降
3.中塗り クリアー
WA-10
110
直後
4.上塗り
白い木
WA-50
110
2〜24時間※1
黒い木
WA-52
塗膜系(着色)の塗装
工  程
使用グレード
塗布量 g/m2
塗装間隔
1.下塗り
WAプライマー(ホウ砂水)
110
2.ペーパー掛け
サンドペーパー#100以上
2時間以降
3.中塗り 着色系
WA-20
110
直後
4.上塗り
民芸調
WA-60
110
2〜24時間※1
ベタ塗り
WA-70
木口面の処理
工  程
使用グレード
塗布量 g/m2
塗装間隔
1.下塗り
WAプライマー(ホウ砂水)
220以上
2.中塗り
WA-90
600〜1,000程度
2時間以降※2
3.上塗り
クリアー
WA-52
40
2〜24時間※1
着色系
WA-70
木口面は、板目・柾目面に比べ道管が多いので上記の通り処理してください。
木口面の封孔が悪いと、塗膜のクラック・剥離が発生しやすくなります。
※1 24時間以降はペーパー掛けしてから塗布してください
※2 2時間間隔ぐらいで木口面への浸透が見られなくなるまで数回塗布してください
※3 上記の塗布量には塗装時のロスは含んでおりません
皆さまのアイデアでウッドエンジェルの活躍のチャンスを広げてください。